2日目 市場で下関の海の幸を朝から堪能!
旅の2日目は下関からスタート。下関といえば、真っ先に思い浮かぶのがフグ。これを食べずには帰れません。そんな下関のフグをはじめ、近海で獲れる新鮮な魚介類をくまなく味わえるのが、唐戸市場で毎週金・土・日・祝日に開かれる「活きいき馬関街」です。
広い市場内に、握り寿司や海鮮丼、揚げ物を販売するお店がひしめき合い、場内はお祭り状態。市場で働く鮮魚の卸問屋が出店しているので、どこも鮮度は抜群。しかも価格は、二度見してしまうほどリーズナブルです。
どれを食べようか目移りしてしまいますが、まずは場内を1周ぐるりと回るのがおすすめ。同じ魚でもデカネタがあったり、タイムサービスをしていたりするので、どの店にどんなネタがあるのかアタリをつけてから吟味すべし。各店舗で1個、1貫から購入でき、お好みの盛り合わせを楽しめるのが魅力です。
下関ではフグを「フク」と呼び、それにはフグは「不遇」につながるため「フク(福)」と呼ぶようになったという説があります。ふくは11月〜2月頃が食べごろで、最もおいしいのは、寒くなって脂肪を蓄える12月から1月頃。ですが、そのほかの時期でも「活きいき馬関街」ではさまざまなふく料理を味わえます。
大トロ、のどぐろ、ウニ、イクラ…まさに「海の宝石箱」と言わんばかりの、豪華な詰め合わせが完成。高級ネタは大体1貫300円〜500円程度。ふく料理も刺身から唐揚げまで様々あり、ふく三昧を満喫できます。購入した商品は、市場の外にある海沿いのベンチなどで食べることができ、ピクニック気分を味わうことも。行き交う船を眺めながら、新鮮な魚に舌鼓を打つ贅沢たるや言葉になりません。
ちょっと奮発しましたが、プライスレスな最高の朝ごはんをいただき大満足。下関を訪れたら、ぜひ海辺のお魚天国で極上ネタのオンパレードを楽しんでみてください。
- 唐戸市場「活きいき馬関街」
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住所:山口県下関市唐戸町5-50
電話番号:083-231-0001
営業時間:金曜・土曜10:00〜15:00、日曜・祝日8:00〜15:00
2日目 角島大橋でフォトジェニックな景色を一望
贅沢な朝ごはんを満喫し、山口県を代表する絶景スポット「角島大橋」へと車を走らせます。通行料無料の橋としては日本屈指の長さ1,780mを誇る角島大橋。コバルトブルーの海士ヶ瀬を跨ぎ、息を飲むような美しい景色が広がる北長門海岸地域随一の景勝地です。この景色、車のCMで見覚えのある人も多いのではないでしょうか?
青い海の上に、島と島を結ぶ真っ直ぐに伸びた一本道。2015年にはトリップアドバイザーの「口コミで選ぶ 日本の橋ランキング」で第一位に輝き、その美しすぎる景色をカメラに収めようと、たくさんの観光客が訪れます。
両側に広がる美しい海の間を車で走り抜けるのも、爽快感抜群。心が洗われるような、解放的なドライブを楽しめますよ。
2日目 地産地消の絶品ジェラート屋に寄り道
絶景を満喫した後は、角島大橋から車ですぐの場所にあるジェラート専門店「角島ジェラートポポロ」に寄り道。こちらのお店は宮城県松島で18年間営業していましたが、震災の影響で店主の旦那さんのご実家がある豊北町に移転し、「角島ジェラートポポロ」として再開。この地で3年目を迎えます。
ジェラートは、できる限り無添加無着色で素材の味を楽しめるおいしくてヘルシーなものを提供。松島の頃から使用していた、秋田県鳥海山麓で放牧されているジャージー牛の牛乳をベースに、山口の食材をふんだんに使用したフレーバーが並びます。
今回いただいたのは、美祢産のブルーベリーを使った「ブルーベリーヨーグルト」と、松島産のかぼちゃを使った「松島かぼちゃ」のダブル。そして、地元の家庭で親しまれている豊北町の刺身醤油を使った「角島キャラメル醤油」をチョイス。
「角島キャラメル醤油」や、お隣の江原さんが作る柚子味噌を使った「江原さんちの柚子味噌」など、この土地ならではの地産地消のフレーバーはぜひ味わって欲しい逸品。フレッシュでミルキーな風味と素材の味をストレートに味わえる、食べると優しい気持ちになれるジェラートをぜひご賞味ください。
- 角島ジェラートポポロ
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住所:山口県下関市豊北町大字神田3873
電話番号:083-786-0051
営業時間:10:00~18:00(4月~9月)、10:00~17:00(10月~3月)/木曜休
ウェブサイト:
角島ジェラートポポロ HP
角島ジェラートポポロ オンラインショップ
2日目 山口のソウルフード「瓦そば」でランチ
全国各地にあるご当地そばの中でも、一風変わったスタイルでいただくのが山口の郷土料理「瓦そば」。熱した瓦の上に茶そばと彩豊かなトッピングを乗せて提供されるのですが、その盛り付けも食べ方も独特。その昔、「西南戦争で薩摩軍の兵士たちが合戦の合間に瓦で肉や野草を焼いて食べていた」という話をヒントに、瓦を使ってうどんや日本そばなどを試しに焼いてみたのが始まりと言われています。
2日目のランチに訪れたのは、長門湯本温泉にある「柳屋」。このエリアで唯一、瓦そばをいただける瓦そばの専門店です。注文すると、熱々の瓦の上で熱された茶そばが運ばれて来ました。瓦そばの具材は、錦糸卵、牛肉、ネギ、レモン、紅葉おろしが定番。まずは、茶そばをつゆにつけていただきます。瓦で熱された麺はパリパリとやわらかな食感が楽しめ、あんかけ焼きそばの麺に似た食感。熱することで茶そばの香りもふんわり立ち、その香ばしさが柳屋特製の出汁つゆとマッチします。
次に、錦糸卵や牛肉と一緒にいただき、途中でレモンやもみじおろしを加えて、自分好みに味変するのが瓦そばの楽しみ方。「柳屋」は牛肉を塩味に味付けし、あっさりといただけるのが特徴でぺろっと完食できます。山口県産の卵や長門ネギを使うなど、地元の食材にもこだわっています。
聞けば、山口県ではスーパーでも瓦そば用の茶そばが売られていて、家庭でもホットプレートなどで日常的に瓦そばを楽しんでいるそう。フォトジェニックなだけじゃない、楽しくておいしい山口のソウルフードにすっかり魅了されてしまいました。
- かわらそば柳屋
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住所:山口県長門市深川湯本1325−1だいご長屋
電話番号:080-9185-3070
営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)/火曜休
ウェブサイト:かわらそば柳屋
※山口名物の瓦そばは「ANAのふるさと納税」でも取り扱い中。
「ANAのふるさと納税」ANAのふるさと納税 家庭用瓦そばセット4人前
「ANAのふるさと納税」山口県
ランチを食べた後は、温泉街をお散歩。「柳屋」の目の前を流れる音信川は、稚鮎が生息するほど水がきれいな川で、飛び石を渡ったり、テラスや川床で寛いだりと、長閑な風景の中でのんびりと過ごすことができます。
宿泊はもちろん日帰りの温泉施設もあるので、長門湯本温泉で静かにゆったり過ごすプランもおすすめですよ。
2日目 海に向かって連なる赤い鳥居が圧巻!
次に向かったのは、長門市が誇る絶景スポット「元乃隅神社」へ。2015年にアメリカのテレビ局・CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出された、外国人観光客にも人気のスポットです。この神社を象徴するのが、丘の上から海に向かって連なる朱色の鳥居の景色。海の青と鳥居の赤のコントラストが美しく、神秘的な風景が独特の存在感を放っています。
鳥居の総本数は縁起のいい123(ひふみ)基で、赤いトンネルは全長100m以上。商売繁盛、大漁、海上安全、良縁、子宝、開運厄除、福徳円満、交通安全、学業成就の神様が祀られています。赤い鳥居を進むにつれ、心が清浄されていくような神聖な気持ちになります。
鳥居を抜けた先の崖からは、迫力満点の海原が広がりパノラミックな景色を一望。こちらから眺める赤い鳥居のトンネルもまた、丘の上とは異なる絶景が広がります。急勾配ではありますが、大人の足なら鳥居のゴールまで10分程度なので気軽に行くことができます。
- 元乃隅神社
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住所:山口県長門市油谷津黄498
帰りの便に間に合うギリギリまで観光を楽しみ、2日目は山口を訪れたら外せないグルメと絶景を満喫。心が洗われる美しい景色や非日常の神秘的な景色に感動し、笑顔がほころぶ絶品料理に満たされる、大充実の1泊2日になりました。秋旅でぜひ山口を訪れてみてはいかがでしょうか?
- 記載の内容は2021年8月現在のもので、変更となることがあります。
