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    掲載日:2020.08.13

    こんな動物見たことない!珍しい生き物に会える全国の動物園

    よこはま動物園ズーラシアの アカアシドゥクラングール/セスジキノボリカンガルー/オカピ

    よこはま動物園ズーラシアからは3種の動物たちを紹介。それぞれの動物の注目ポイントや、飼育員さんに見せるかわいらしい姿についても教えてもらいました。

    アカアシドゥクラングール。日本でこの種に会えるのはよこはま動物園ズーラシアのみ

    最初に紹介するのは「アカアシドゥクラングール」。ベトナム、ラオス、カンボジアなどの熱帯雨林やモンスーン林に生息しています。特筆すべきは、その毛色の美しさです。体の部位ごとに5色に分かれ、その鮮やかさから「世界で1番美しいサル」と称されています。また、葉を主食とし、消化吸収しやすいように4つにくびれた胃を持っているのが特徴です。

    飼育員さん:

    ほかのサルたちの毛色がほとんど単色なのに対し、何色もの毛色と陶器のように美しい顔をしています。ぜひ、その美しさを観察してみてください。
    また、2019年9月と2020年5月に赤ちゃんが生まれました。現在、それぞれの群れの中ですくすく成長中です。子どもたちの成長ぶりにも、ぜひ注目してください。

    残念ながら、アカアシドゥクラングールも生息数が激減している動物の一種。ベトナム戦争のとき、米軍によって散布された枯葉剤により、生息地の大半を失ってしまったと言われています。今も密猟が止まることがなく、生存が危ぶまれる希少な動物です。

    お尻の縞模様からシマウマを連想してしまうが、実はキリンの仲間

    次に紹介するのは「オカピ」。キリン科に属し、熱帯雨林に生息しています。お尻にあるシマウマのような縞模様は1頭ずつ異なり、森の中で保護色になるほか、子どもが母親を見分ける際の目印にもなっていると言われています。舌が長いのが特徴のひとつで、その長さはなんと40~50cmにもなります。

    オカピが発見されたのは、1901年のこと。野生の個体数が少なく、また警戒心が強いため人間の前に滅多に姿を現さないことから、その生態は謎に包まれています。生息地のコンゴ民主共和国では内戦や環境破壊が進み、オカピの生息数は減少の一途を辿っています。

    飼育員さん:

    オカピは「森の貴婦人」とも呼ばれています。光沢のある毛、お尻と足にある縞模様、佇まいなどのすべてが貴婦人を思わせます。当園では14:30からガイド(※)を実施しています。その時間はオカピを近くで観察しやすいのでおすすめです。

    • ガイドは新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面は中止、再開時期は未定です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

    また、オカピは1頭ずつ性格が異なります。警戒心が強い個体や、人懐こくてグイグイ近づいてくる個体もいます。全頭に共通しているのは、「耳かき」が好きなこと。耳の中に指を入れて掻いてあげると、長い舌をぺろぺろ出して気持ちよさそうな顔をします。

    シマウマに見えて実はキリンの仲間であったり、「森の貴婦人」と呼ばれつつ耳かきが大好きだったりと、意外な一面を見せてくれるオカピです。

    樹上で生活し、木の葉や花、果物などを主食とするセスジキノボリカンガルー

    最後に紹介するのは「セスジキノボリカンガルー」。カンガルー科に属しますが、高い木の上で生活するのに適した体のつくりをしています。特徴的なのは、木を登るためのかぎ状の爪や木の上でバランスをとるための長い尾。地上で暮らし、ジャンプで移動するカンガルーのイメージとは大きく異なります。

    飼育員さん:

    セスジキノボリカンガルーは木に登るのはとても得意ですが、降りるのは少し苦手で、動きがややどんくさいところがかわいらしいです。「セスジ」の名前の由来である背中の白い筋がとてもきれいなので、そこにも注目してみてください。
    また、地上性のカンガルーとは前足の爪や、尾の使い方が異なるので観察するとおもしろいです。当園ではキノボリカンガルーの横の展示場にアカカンガルーがいるので、比較しやすいですよ。

    日本ではズーラシアでのみ飼育されているセスジキノボリカンガルー。パプアニューギニアでは、2015年に新種のキノボリカンガルーが発見されるなど、まだまだ未知な部分が多い動物です。

    よこはま動物園ズーラシア

    住所:神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
    TEL:045-959-1000
    営業時間:9:30~16:30(入園は閉園の30分前まで)/火曜、年末年始休(12月29日~1月1日)
    ※火曜が祝日の場合は開園し、翌日休園。詳細は公式サイトのイベントカレンダーを参照。
    アクセス:相鉄本線「鶴ヶ峰」駅/相鉄本線「三ツ境」駅/JR横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン「中山」駅よりそれぞれバスで約15分
    URL:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

    • 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入園規制実施中
    • 詳細は公式サイトでご確認ください

    いかがでしたか? 遠く離れた地からはるばるやってきた希少な動物たちに会える機会はなかなかありません。今度のお出かけは、珍しい動物に会いに、家族や友人と動物園に足を運んでみませんか?

    なお、コビトカバやオカピは、今回紹介した動物園以外にも、国内のいくつかの動物園で会うことができます。

    • 記載の内容は2020年6月現在のもので、変更となることがあります。

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