ANAグループ「省エネ大賞2020」を実施しました!

ANAグループは、2050年までに航空機の運航以外で発生するCO2排出量をゼロにすることを目標に掲げ、グループが所有する施設および賃貸物件でのエネルギー使用量の削減に取り組んでいます。

その一環として、今年もグループ内「省エネ大賞」を実施しました。今年で5回目を迎えるこの取り組みは、国内のANAグループ全事業所を対象に、CO2排出量の年度実績が前年度と比較し、削減量・削減率の大きい事業所の取り組みを表彰しています。

エネルギー削減量の部門 第2位「ANA殿町ビジネスセンター」では、プロジェクトを立ち上げCO2排出量の低減に取り組んでいます。

まずは原因を分析・・・

プロジェクトメンバー

ANA殿町ビジネスセンターでは、年々機械室からのCO2排出量が増加していました。
一般的に導入されている空調システムは、完成した施設を前提としたものですが、施設内では新規設備設置に伴い、大がかりなレイアウト変更が行われており、頻繁なレイアウト変更がCO2排出量を増加させている一つの要因であることが明確になりました。

「どうにかCO2排出量を減らせないか」とCO2削減に向けたプロジェクトを立ち上げ、機械室内の温度や湿度をある程度保持しながら空気を入れ替える効果的な方法がないか模索することに。

「類似設備を有する他社やメーカーから情報収集しました。時には、専門家に対応策を相談するなど、幅広くアドバイスをいただきました。プロジェクトで様々な方法を検討し、機械室のレイアウト変更にも対応できる、汎用性の高い気流制御装置の導入や温度コントロールセンサーのソフトを改修する対策案をまとめました」とプロジェクトのメンバーである田口さんは言います。

ANA殿町ビジネスセンター 田口さん

本運用にむけて・・・

早速、本運用に向けてトライアルを開始。
空調機を停止させた状態で、室温の変化や消費電力のデータを収集する検証作業が必要であり、関連部署との事前調整など大変でした。また、温度コントロールのセンサーのソフト改修は、メーカーとも綿密に打合せを実施し、不測の事態に備え、空調機の手動運転の要員を確保するなど、非常に神経を使った作業でした。3日間にわたり、機械を長期に止めてはいけないというプレッシャーと戦いながらプロジェクトのメンバーと力を合わせ、機械室のレイアウト変更に対応可能な気流制御装置を取り付けることができました。

その結果・・・

「省エネ年間でCO2排出量を9%(64t-CO2)削減に繋げることができました。過去に経験がないことにトライするのは、非常に難しいですが、難題を1つ1つこなしていけば必ず結果がついてくることを実感しました。」

ANAグループは、独自に設定した「エネルギー管理基準」に基づき、グループで所有または賃貸する施設、設備の省エネ機器へ の更新、太陽光による自社発電などの再生可能エネルギーの活用、拡大を進めており、このような取り組みが評価され、ANA、ANAケータリングサービス、ANAフーズは、経済産業省の省エネ法クラス分け制度で、創設以来5年連続「省エネ優 良事業者(Sクラス)」に認定されています。

ANAグループはこれからも環境リーディングエアラインとして、CO2削減をはじめとした環境問題の解決に積極的に取り組み、SDGsの達成にも貢献していきます。

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